綿が絹になる。本物のシルクタッチの仕上がりで差別化を! パルティアンは、

従来の化学糊にシルクマイクロパウダーを配合した、画期的な糊剤です。

パルティアン
より増したシルクの仕上がり感 『パルティアン』
【日本クリーニング新聞 第1179号 1999年(平成11年)8月5日より抜粋】

田島シルク(株)(三重県亀山市東御幸町39-8・電話05958-2-3211)は、綿素材にシルクの仕上がり感が出せるシルクパウダー配合の仕上げ糊剤「パルティアン」を発表しているが、6月19日同志社大学で行われた(社)日本繊維製品消費科学会「創立40周年記念1999年年次大会・研究発表要旨」で、同商品の性能を試験した研究データを発表。

また、文化女子大学家政学部・服装学科では、学生89名を対象に洗濯の際に同商品を使用し、その仕上がり具合に関するアンケート調査を実施。そこで同商品が持つ付加価値を改めて認識するとともにさらなる好評価が得られたという。

そもそも糊付けする目的は、適度な硬さを与えて一定の形を保持させたり、シワや表面の毛羽立ちを防いで滑らかにして光沢を与えることである。また、繊維内部への侵入を防ぐことで、洗濯の際汚れを落としやすくするなどがある。さらに昨今の消費者ニーズには、それらの性能にプラスアルファとして、より表面のスフトさや光沢感の美しさが求められている。

研究発表は、同商品の視覚(つや)と触角(感触)に関する官能検査や硬軟性実験、加工処理の際の付着料などを試験布を用いてテスト。同商品で加工した試験布には、付着量や硬さは申し分なく色の変化もないほか、つやの大きさや手触り、風合い感が良い評価であることが報告された。

一方、学生を対象に同商品を実際にYシャツやブラウス等に使用し、洗濯後の評価をまとめたアンケート調査結果によると、▽手触りが良いとした学生は57名▽コシがある=59名▽滑らかである=58名▽ハリがある=53名▽風合いが良い=52名 などの高評価が得られた。色の変化についても特に変化は見られず、白地に青のストライプでは逆に青色が冴えた、などの意見もあった。

使用後の感想も▽思っていたより柔らさがあり使いやすい▽風合いを壊さず自然なソフト感を保ったまま仕上がる▽すごくハリとコシ感があるので気に入った▽アイロンがけがとても楽できれいに仕上がる など。今後も使用したいかの項目でも使用したいと回答する人が多く見られた。

また、最近TV・雑誌などで話題とされるかぶれ、アトピーなどアレルギーに関する問題にも、幸栄化学(株)試験技術センターで実施した「布地のクローズドパッチによる皮膚1次刺激性試験」で、人の皮膚に対しての1次刺激性は全く認められなかったとしている。

化学糊剤に絹を粉砕・配合した同商品は平成7年に商品化。全国で500店を超す店鋪で取扱われるなど大変好評を得ている。その特徴は、着用時の肌触りと快適性、ソフトさと光沢感で、他店との差別化戦略を図れるよう用途別に▽306H(硬め仕上げ用)▽306K(抗菌防臭タイプ)▽401スペシャル(シルクの光沢&肌触り強調ソフトタイプ)と充実。さらに、全ての商品に対してより光沢感を強調させられる商品へと改良。新たに発表開始していく。

 
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